「通信と放送の融合」
本ブログでも取り上げることの多いキーワードの一つですが、
実際どれだけ進んでるの?と聞かれると
結構(?_?)な部分があります。
通信、放送各事業者ともに
手探りで動画共有サービスなど取り組んではいますが、
これといったインパクトはおきていません。
その原因はどこにあるのか?
CNETのコラムからその原因を読み解いてみたいと思います。
なぜ実現しないネット放送–「品質論」唱える既得権益者の本音 - CNET Japan
コラムでは融合が進まない原因を
民放ローカル局、ケーブルテレビ局、大手広告代理店と大きく3つ取り上げています。
今回はローカル局について少し思うところを。
確かに、通信と放送が融合してしまえば
放送エリアという概念が無くなることになりますので、
ローカル局の存在意義というものが薄くなってしまいますよね。
番組内容としても独自番組を制作しているところは少なく、
大半の時間はキー局の番組を放送しているというのもありますし・・・
コラムにもありますが、
「地元で起こった事件・事故を中心に報道する役割」
「大規模なニュースをキー局のニュースセンターに届ける役割」
というマスメディアにとって重要な役割をローカル局は持っているので、
すぐに存在意義がなくなってしまうという事にはならないと思います。
が、制作や編成部隊の必要性が薄れてしまう可能性はありますね。
(番組制作、編成などはキー局で一括で管理することができるため)
となると、ローカル局に必要な機能というものは限定されていき、
現在、各県のローカル局は一つの企業として独立していますが、
今後はどんどん整理&統合が進んで行くのかもしれません。
統合といってもどんな形で進むのかは全く想像もつかないわけですが。
とりあえず垂直統合と水平統合の2つで考えてみると・・・
前者だとNHKと同じように各系列でまとめられるイメージ。
(例:関テレがフジの大阪支店になる・・・とか)
後者だと系列を超えた連携でローカル番組提供をするといったイメージ。
(鹿児島の4放送局が水平統合されてネット民放が一つできる・・・とか)
今の流れなどを見ていると、
垂直型の統合になっていくのかな~という感じがなんとなくしますが。
(ローカル局さんはキー局さんに”おんぶに抱っこ”なわけですし)
でもそうなると地域格差の広がりが更に拡大することも考えられますよねぇ
(全ての情報が東京で制作、編成されるわけですから)
新聞社など地元メディアとの連携も考え、
個人的には水平的に統合しても面白いかも?とは思ってます。
地域のコンテンツを全国向けてに積極的に発信し、
ある種地域のコンテンツアグリゲータ的な役割を担って地域経済の発展に努める姿こそ、
ローカル局の「あるべき姿」じゃないんかな?なんて。
放送業界に身をおいたことが全くないので、的外れな意見かもしれませんが(^_^;
と、本題とはズレまくってしまいましたが、なんとなく言いたかった事は、
今回紹介したコラムでは「通信と放送の融合」における障壁の一つとして
挙げられてしまっている民放のローカル局さんですが、
目前に迫っている「通信と放送の融合」という大きな波を恐れることなく、
自ら乗る!という心意気でその存在意義を示し、
”通信と放送が融合した社会”においても、地域のコンテンツアグリゲータとして
我々視聴者に良いコンテンツを提供し続けて欲しい!
ってことなんです。