次世代高速無線通信の規格として注目を集めている
「WiMAX[ワイマックス]」ですが、
総務省が考えている免許割り当て方針について、
大手通信キャリアが反発の色を強めているようです。
この件についてはフジサンケイ ビジネスアイさんで取り上げられてますね。
総務省は15日、先月15日に免許割り当て方針案を示していた次世代高速無線通信「WiMAX(ワイマックス)」のパブリックコメントの意見募集を締め切った。免許割り当て方針は、NTTドコモやKDDIなど第3世代携帯を展開する既存の携帯電話4社とグループによる免許申請を認めず、参入する場合は出資比率が3分の1以下の新会社設立が必要という内容。
FujiSankei Business i. 産業/高速無線通信「既存4社認めず」
特に、これまで免許割り当てを前提として
色々と実証実験を行ってきたKDDI(AU)の反発が強いようです。
記事中にもありますが、「固定と携帯の融合(FMC)」の実現に当たっては、
従来の携帯通信の数十倍の速度で通信が可能なWiMAXはかかせません。
小野寺社長(KDDI)はパブコメなどで方針の変更を求めたようですが、
総務省の方針はそう簡単には変わらないような気もします。
さて、今回の方針では、
という方針があるようで、
KDDIやNTTドコモは項目2に引っかかるのでNGということですね
今のところ総務省条件を満たしているのは
ADSLで有名なアッカ・ネットワークスと、PHSの雄ウィルコム。
アッカにいたってはコーポレートサイトで
WiMAXへの取り組みを大きく取り上げています。
ちなみに2社の主要株主は以下な感じです。
WiMAXは山間部の高速無線通信が可能となるなど、
新しい通信インフラとして重要な役割を担う可能性が高く、
それを運用する企業もそれなりの体力が必要になると思います。
総務省はそこもキチンと見据えた上での今回の方針だと思いますが、
市場の活性化だけに目を奪われることなく、通信インフラの性質、役割を考え、
免許の割り当てを実施してほしいですね。